お兄ちゃんになりたいの

お兄ちゃんになりたいの


Posted on 13th 9月, by 中川奈々子 in 育児・子育て. No Comments

お兄ちゃんになりたいの

保育園へ迎えに行くと、先生が
「お母さん、あのねちょっと」
何かまずいことでもありましたかー!?

「いいえ、面白かったので、つい…。息子さんね、私に゛赤ちゃんが欲しい゛って言うんですよ」
ええーっ!!!
「先生に言われても困るから、お母さんに言ってね、と伝えました」
そうですよね、先生に相談されても手の打ちようがない。

現在末っ子は五歳児さん。来年は年長さんクラスです。
下の子が生まれたり、
またもうすぐ生まれるお母さんもたくさんおられます。

核家族が多いですから、
保育園の送り迎えには、生後2か月なんていう、
それはそれはお小さい、
かわいらしい赤ちゃんを見せて頂けるのでございます。

女の子たちにとっては、もう格好のおもちゃ。

首もすわっていないような
フニャフニャのあかんぼをむんずとつかみ、
私が抱っこする!!と聞きません。
お母さま方は冷や汗ものです。

末っ子は男の子ですが、
やはりムラムラと
「小さきモノへの愛」がわきたつようで、
考えた挙句、
そうだ、困ったときは先生に聞くのが一番!
と思いついた次第の様子。

まあ、気持ちはわかりますが、
我が家には末っ子含めてすでに4人、
おかーさんの家族計画には五男はちょっとないなあ…。

しかし、次々と同級生がお兄ちゃんお姉ちゃんになっていくのを
彼はちょっと焦るような気持ちで見ているのもよくわかります。

「お兄ちゃんになったもんねえ!」
という賞賛を、ぜひとも自分も浴びてみたい。

眉毛をよせて私に訴える息子を見ると、
笑える半面、かわいそうな気も致します。

かといって、本当にお兄ちゃんにしてあげられるわけでなし。

思案の末、ネットで「猫の里親募集」ページへ!
お小さいモノへの愛を、思いっきりこちらへぶつけて頂きましょう。
「人が大好き。いっぱいかまってくれるご家族に譲渡希望」
はい、この子に決定。
山ほどかわいがってあげてください。
というわけで、四年ぶり、我が家に子猫がやってきましたー。

実は前にも猫がいたのですが、
末っ子が生まれたばかりだったので
それが亡くなってから飼っていなかったのです。

さて、末っ子はどうなったかというと。

もう「一番好きなのはねこーっ! 二番はママーッ」
なんと、まさかの格下げです、おかーさん。

ねこ構いたさに、一人でお留守番もできる、お着替えも早い、
ご飯もちゃんと食べて下げられて、
「ママ、猫飼ってくれてありがとう」
なんて殊勝なことを毎日いうほど。

「ねこのお兄ちゃん」になった末っ子は、
確かにたくましくなりました。

兄弟、いえ、家族ってやっぱり多い方がいいのかもしれない…
たとえ人間でなくても。
なんて思ったおかーさんです。



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投稿者:中川奈々子 プロフィール:多摩美術大学卒。ガラス作家・銅版画家・イラストレーター。 現在4人の男の子の子育て中です。 古都金沢でガラス工房を営みながら、日々の古都暮らしや子育てについてあれこれ綴っていきたいと思います。 http://shellstudio.web.fc2.com/index.html http://ameblo.jp/shellstudio/ 遊びに来てね!! HP:shellstudio ブログ:金沢古都暮らし



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