うらやましい、かあ。

うらやましい、かあ。


Posted on 15th 10月, by 中川奈々子 in ママ友・仲間, 育児・子育て, 食事・料理. No Comments

うらやましい、かあ。

時々我が家に遊びに来る、わかいママのお話。
「チーズケーキさんのうちのお子さんはうらやましいわ、ご飯をたくさん食べるから」
確かに若ママのうちのお子さんは食が細い。
かといって、やせているわけでもないですが。

「ここへくると、ご飯をたくさん食べるので、嬉しいんです」
彼女はウチへ遊びに来ると、そのまま晩御飯を食べていくことが多い。
(お子さんだけね)

子どもって、人数が多くなると、自然と食べる量が増えますものね。
キャンプに行くと、カレーライスのおかわり続出と同じです。

しかし、何回もご飯を食べていくというのも、だんだん私に重荷になってきました。
赤ちゃんもいるので、確かに上のお兄ちゃんがここでご飯を済ませていくのは
気が楽なんでしょうが…ある日、夕方になって聞いてみました。
「ご飯、おうちではなににするの? 」

若ママは、帰宅した後、ご主人とご飯を食べるので、なにか用意するわけです。
すると、
「たまねぎのフライにしようかなと思ってます」
オニオンリング? 手がこんでいるなあ。
「いや、たまねぎしかないんですよ、今うちに。たんぱく質、何にもなくて寂しいです。ご飯も炊いてないし」

たまねぎフライと今から炊くご飯。
なるほど、それじゃあお子さんご飯あんまり食べないわけだな…
と思いました。

彼女が独身の頃、お弁当に「千キャベツと納豆」という組み合わせを持っていったという話を
聞いたことがあったので、予想内ではありましたが。
(白ご飯はなしだそうな)

でも、食事の支度をしたことのない若いママってこんなものなのかもしれない。

今まではお母さんがいてくれて、朝昼兼用ごはんはお菓子やパンで済ませ、
夜は友だちと飲みに行く、みたいな暮らしをしていたら、
食事を作るチャンスってないですもの。

赤ちゃん連れていて、寝不足で、慣れない食事のしたくは
頼りのパパが帰宅してから、お米を研ぎ始める。

もちろん上のお兄ちゃんはお腹がすいて我慢ができないから、
パパとポテトチップスやお菓子でおやつにする。

いざご飯の時間になると、たまねぎフライと白飯のみ。
もうお腹はいっぱい。
「ごちそうさま」となるわけです。

彼女は本当に精一杯がんばっています。

私は諸事情あって、子どもの頃から家族の食事を作っていたので、
たまたま料理がきらいでないだけ。

彼女の息子さんの食べる量なんて、ほんのわずか、
しかも自分の子と一緒に食べさせるのは本当になんでもないことです。
うちで食べることで、彼女のサポートになるなら、心からしてあげたいとも思うのです。

ただ、心のどこかで、納得できない。

「ここへ来ると良く食べる、あなたのお子さんがうらやましい」
という言葉ですね。

なんていうことのない言葉なのですが、
どこかに丸投げなイメージを感じてしまう。

一応、私もかなりの努力をして、子どもたちが喜ぶメニューを、
仕事の時間を削って、なんとかやりくりして作っているんですけどねえ…
毎日毎日、戦うようにして暮らしていて、決して余裕しゃくしゃくなわけではないのよ…

若ママの、悪気のない、かわいい笑顔を見ていると、
そんな言葉も飲み込んでしまうのでした。



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投稿者:中川奈々子 プロフィール:多摩美術大学卒。ガラス作家・銅版画家・イラストレーター。 現在4人の男の子の子育て中です。 古都金沢でガラス工房を営みながら、日々の古都暮らしや子育てについてあれこれ綴っていきたいと思います。 http://shellstudio.web.fc2.com/index.html http://ameblo.jp/shellstudio/ 遊びに来てね!! HP:shellstudio ブログ:金沢古都暮らし



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